ヨガのバランスポーズでグラグラしないコツ

 ヨガには“立ち木のポーズ”など片足で立ってバランスを取るポーズがいくつかあります。普段の生活ではしない動きでもあるので、グラグラしたり崩れてしまい難しいと思う方も多いのでは?

 しかしバランス感覚というのはもともとの運動センスではなく、トレーニングや練習を積見重ねれば上達するものです。私は大学の卒論のテーマがまさにそれで、運動生理学においてのバランスとは、自分の身体の位置を想像しているイメージに修正すること。

位置関係を正確に素早く感知出来るかどうかは、視覚などの固有受容器の情報や体性感覚を脳が判断し神経が身体をどうコントロールするかということなので、それは年令問わず経験によって向上するものといえます。あきらめずに何度も練習すれば、だれでも必ず上達するのです。

うまくバランスを取るためのコツ

  1. 足の裏をうまくつかう

     ヨガのレッスンのとき「しっかりと根っこのように地に足をつけて。」とよく言われると思いますが、足の裏3点(親指の下の拇指球・小指の下の小指球・踵)に均等に体重をのせると土台が安定します。

  2. 視点をどこか1点に集中する

     視覚からくる情報は、バランスを取るときにとても重要です。
    あとはおへその下の丹田に重心を据えて体幹をしっかり安定させます。

  3. 緊張や力みを吐く息でフーっと抜く

     深い呼吸をすることで余計な力が抜けたり、神経も集中出来ます。

 ヨガだけではありませんが、最初から出来ないと思っていると出来ませんよね?
それはある意味出来る自分を想像していないため、成功したイメージに真似て上達するという最短の道を閉ざしてしまっているのかもしれません。自分なりのフォームを意識してそれを目指してヨガの技術をアップさせていきたいものですね。

ヨガのバランスポーズは奥が深い

  先程から目線や足裏つの使い方などのフィジカルな点に注目してきましたが、実はヨガでしか得られない一番の効果はココロへの効果かもしれません。
バランスとは、辞書によると「釣り合い。均衡。また、調和。」とありますが、物理的な安定以外にも「心のバランス」など、心の安定についても使われています。
ヨガにおいて私たちを取り巻く自然界や社会は、あらゆるものが二つの相対する性質を持って成立しています。天と地、昼と夜、男と女、プラスとマイナス、右と左、緊張と弛緩、苦と楽・・・・。ヨガとは陰陽のバランスをとることです。

バランスポーズがだんだん上手くなると、集中力が増し自分を客観的に外から観察出来るようになってきます。身体のバランスだけでなく心のコントロールをも出来るとは、多くの人がヨガに惹かれていく理由がわかりますね。


 美的ヨガ・ストレッチは、西東京市 東伏見を中心に都内各所で活動しています。 スタジオレッスンの他に、パーソナルトレーニングやオンラインでも配信しておりますのでお気軽に試してみませんか?
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くりはら みほ mail@bi-teki.com

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これからも思いつくまま、日々の生活に簡単にヨガを取り入れられるコツをご紹介しますのでお楽しみ。

つれづれなるままに・・・

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