日常生活の中にみるヨーガ⑤ 〜ヴィヴェーカ(識別)〜

私事ですが、私はとても優柔不断です。
人生の岐路の決断、例えば転職や進学もそうでしたが、些細なもの、例えばボールペンなどを買うときでさえ、迷って決められずに結局一度家に帰って、色々調べてメリット・デメリットの比較表を作ったり、他の人の意見を聞いて決めたつもりが翌朝起きてやっぱりそれでいいのか?期限ギリギリまで悩んでしまい、いつも「選べない」「決められない」自分に落ち込んでしまいます。

そんなときこそ古代インドから伝わるヨーガの教えにヒントが有りました。
よく聞く「縄と蛇」のたとえです。

薄暗い夕暮れ時の道を歩いていた人が、道端に落ちている一本の古い「縄」を毒蛇だと見間違え、恐怖で一歩も進めなくなったが、明かりが灯りそれがただの縄だとわかった瞬間、恐怖は嘘のように消え去る。蛇はどこかへ「逃げていった」のではない。最初から、そこには存在しなかったのである。

実在する縄と過去の記憶や恐怖心が生み出した毒蛇。
つまり、私たち人間はどんなに知識があったとしても、本来まったく別物であるはずのものを、無自覚のうちにぴったりと重ね合わせて錯覚してしまうということです。
本当に価値ある本質が何であるのか?一時的な現象に過ぎず移り変わるものと見分ける。

 断食をするか悩んでる私も、もしかしたら「やったらすごい効果がある」とか「きつかった」など他人の価値観や未知の恐れという”蛇”を、自分自身の本当の気持ちだと思い込んで重ね合わせているのかもしれません。

 ではどうしたらいいか?
ネットを検索して外側の世界へ情報を探しに行く手を一度止め、自分の内側に目を向けてみる。そうすると溢れる情報の波に激しく振り回されている自分に気づき、実は探していたものは自分の最も深いところあったに気づく。

ヨーガではこれをヴィヴェーカ(識別の智慧)、執着しすぎないことをヴァイラーギャといいます。
自分の中に浮かんでくる考えを一度そのまま信じるのではなく、“これはどこから来たものだろう?”と見てみること。そして、どっちの道を選んでも、結果に執着せず楽しんで一歩ずつ進みたいと思いました。
迷うことも自分自身を深く知るため入口ですね。


 これからも思いつくままブログを更新していきますのでまた来て下さい。

つれづれなるままに・・・

ツナガルYOGAは、西東京を中心に活動しています。 パーソナルトレーニングの他にヨガのグループレッスンなどご希望の場所へ出張も承ります。初回は無料ですのでお気軽に試してみませんか?

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