ぶりかえす痛みに・・・

 年を重ねるごとにどこか痛くなる・・・
 これまで検査をしても明らかな原因はなく手術するほどではない、いろんな病院をはしごしても原因がわからない、一時的にマッサージなどで改善してもすぐもとに戻ってしまう、そんな慢性痛。医者に行っても「年だからしょうがない。」、「手術をするしかない」、湿布や痛み止めでごまかしながらやりたいことも諦めている、、、よく聞くお話です。

 なんで原因がわからないのか?
それは痛いところに原因がないからかもしれません。

 人の体には200以上の骨と600以上の筋肉が存在します。骨は自力で動かないので、筋肉が伸びたり縮んだりして私達は立ったり歩いたりなど動くことが出来るのですよね。

 それが長年の生活習慣や癖などによって、偏った使い方をしていると「使いすぎる筋肉」と「おさぼりしている筋肉」が出てきます。この使いすぎてる筋肉は硬くなり血行不良が起こります。痛みの原因の多くはこの血行不良です。さらにおサボりしている筋肉はどんどん弱くなるので、なおさら特定の筋肉ばかり使いすぎてしまうという悪循環になります。

バランスが大事

つまり、痛みを改善するには

  • 硬くなった筋肉を緩める
  • おサボりしている筋肉を目覚めさせる

マッサージに行って痛みが改善してもすぐぶり返すなら、まさにおサボりしている筋肉を目覚めさせることが重要です。

内臓や神経などが要因であることももちろん考慮に入れないといけませんが、ご自分で出来る限り事はしたいですよね。

痛い部分に原因はない

世間の慢性痛のほとんどが実は痛い部分が原因ではないことをお話しました。
何でやねん!じゃあどこが原因なの?と思いますよね。
最近の主流の考え方は、全身を1枚のネットのように包んでいる「筋膜」が痛みの原因あることがほとんどと言われています。バランスの悪い使い方で筋膜が癒着し硬くなると、つながっている別の部分が引っ張られ、その結果として筋膜の硬結から離れた部分が傷んだり・痺れたりするようです。「筋膜リリース」ということばをよく聞きますが、現代の研究でもまだまだ未解明の分野だそうです。それでも実際に離れた場所の筋膜リリースを行ってみたら、血行が良くなり痛みが改善されたことを実感された方は多いのでしょうか?

 人は誰しも左右差がある

先日受けたワークショップで、人は誰しも左右差があると習いました。(左右差がない人は100万人に一人だと金沢大学の教授がお話していたと思います)
逆に左右差をなくす(左右全く同じにする)と他の部分に歪みが生じ、その人の持つ本来のバランスが保てなくなるという言葉が印象的でした。
よって私達はその左右差をよく知って、うまく使っていくことが大事なんだと思います。
それがヨーガですよね。
自分の内側に生じる感覚を繊細に感じることによって、自分の心地いいようにバランスを取っていく。
自分でYouTubeなどを見て筋膜リリースを行ってみると、時間をかけてゆっくりと筋膜の緊張を解きほぐし、筋と筋膜の緊張を自分持つ本来の伸長性に回復することが出来るかもしれないし、もちろんヨーガの行法なら呼吸と一緒に身体を動かすことによりさらにおサボりしている筋肉も無理なく目覚めさせる事ができます。

やりたいことが出来る。
痛みがなかなか改善しないことで、もう諦めている方。
自分のことは自分が一番良くわかると思います。医者任せにせず、一歩外からご自分を見つめてバランスを取るのにヨーガをお役立ていただければと思います。


これからも思いつくままブログを更新していきますのでまた来て下さい。

つれづれなるままに・・・

ツナガルYOGAは、西東京を中心に活動しています。 パーソナルトレーニングの他にヨガのグループレッスンなどご希望の場所へ出張も承ります。初回は無料ですのでお気軽に試してみませんか?

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