先日体調を崩したときに感じたことをお話ししたいと思います。
いつも元気印の私ですが、息子のインフルエンザをもらってしまいました。他の会員さんからは鬼の錯乱(さくらん)だねと笑われましたが、ちゃんとマスクや消毒など感染症対策はバッチリしていたつもりでも、どこかで「私は大丈夫だろう」と思って油断していたんでしょうね。
ヨーガを続けて元気に過ごせていたことで、それがいつの間にか“慢心”になっていたんだと思います。次の日ちょっと調子が悪いと思ったのですが、運動して吹き飛ばしてしまおうと無理してテニスに行ってしまったのも良くなかったんだなと思います。

ヨガ哲学では、アヒンサー(非暴力)という考え方があります。
他人に対してだけではなく、“自分に対しての厳しすぎる思い込みや過信も、実は暴力の一つ”だと言われます。
今回の体調不良は、そのことをそっと教えてくれた気がしました。
そして、歩くことや話すことなど普段当たり前にできていたことが、急にできなくなると、世界の見え方も変わるものですね。
体が言うことを聞かないというのは、こんなにも不安で、慎重になるものなんだと身にしみました。一歩あるくだけでも小股で前かがみになっている自分に気づき、杖が必要な方の気持ちがよーくわかりました。
さらに感動したのが、食べられない日が続いていたのに、身体の中はちゃんと働いていて、トイレで“きれいな出会い”があったこと。
何も食べれてないのに、体は静かに休みながらも、内側で必要なことを淡々と続けてくれている。そして熱を出しウィルスをやっつけてくれている。
この“自然の智慧”を思うと、本当にありがたくなりました。
今回の体調不良でいつも外にばかり向いていた意識を内側へ向けることで、様々な気づきがありました。反省や驚き、感謝などいつも当たり前のようにあったものに違った見方があることを知ることが出来て貴重な経験をさせてもらったなと息子に感謝ですw
今日は「今の自分の状態を丁寧に見る」ことを意識してみたいと思います。内なる声はいつでも必要なことを教えてくれています。
これからも思いつくままブログを更新していきますのでまた来て下さい。
つれづれなるままに・・・
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